strength 選ばれる理由

神谷機工は、1953年の創業以来、「オーダーメイド工業用刃物メーカー」のパイオニアとして、あらゆる産業分野における切断技術を国内外問わず、数多くサポートしてまいりました。

木材加工用の丸鋸製造から始まった当社ですが、経済社会の発展に伴い、鉄・非鉄金属に始まり、電子部品や半導体、高性能フィルムや液晶（偏光板）などさまざまな被削材の切断に必要な工業用刃物を、多種多様なニーズにお応えするために、オーダーメイドにて製造いたします。

現代のモノづくりの世界では、最新の機械技術と人の技術が相互に補完し合っています。
機械技術は高度な自動化と精度を提供し、生産性を向上させますが、一方で、人の技術は創造性や感性、匠の経験を駆使して刃物の最適化を図ることができます。
神谷機工では、このどちらの技術力にも決して妥協することなく、効率性と創造性の両方が最大限に発揮される刃物の製造にこだわっています。
その結果、軽薄短小の製造が難しい刃物や、さまざまな特殊刃物などのご要望においても革新的な実績を積み重ねてまいりました。

PCD刃先への放電研磨加工、大型で刃厚の薄い丸ナイフへの超硬ロウ付け加工、細目丸鋸の精密な目立てなど、神谷機工が磨き上げてきた技術をフル活用してお客さまに必要な刃物、最適な刃物をご提供いたします。
近年ニーズの高まっている極薄刃など、電子部品むけ精密刃物や刃物製造で培った技術を生かし、各種精密部品の製造も可能です。

神谷機工では、独自の技術で再研磨・再コーティングを行うことにより、「KAMIYAのエコシステム」を実現しております。
Reduce（ゴミ削減）・Reuse（再利用）・Recycle（リサイクル）という3Rを基本に、お客さまの経営環境、そして地球環境へのRespect（尊敬の念）を加えた4Rを基本的な考えとし、SDGsの目標達成の取り組みの一貫として導入されるお客さまも多く、
従来以上の長寿命化を実現できることから、お客さまから高い評価をいただいています。

長く使用した刃物を再研磨・再コーティングで性能を回復するか、それとも新しいものに交換するかといった判断は、お客さまの収益性に直結します。
また、刃物の性能を決めるのは、切れ味だけではありません。刃物の材質やコーティングなど、それぞれの利用シーンにおいて最適なスペックがあります。

切断する材料（被削材）や形状、用途、に応じて、切削機を含めた総合的な視野に立ったシステムのあり方を構築、ワンストップでご提案しています。