ヒートシンクメーカーさま
薄型成形チップソー / 溝加工
【革新的な刃先形状で大幅なコストダウン】
・ヒートシンクの溝が真直だとカシメ工程でカシメ部分が歪んでしまい、加工部分が安定しない。
・冷却性能向上のため、放熱板の間隔を現行よりも狭くして放熱板の数量を増やしたい。
・放熱板の間隔を狭くするために超硬メタルソーを使用しているが費用面での負担が大きい。
神谷機工の取り組み
・溝加工用のカシメ部分の成形溝に角度を付けることにより、カシメ部分の形状を安定させる。
・放熱板と放熱板の間の溝形状は従来のチップソーでは45°が限界だったが、独自の特殊加工機で研磨することで45°よりも鋭角な加工が可能になり、その結果、放熱板の間隔を狭くして数量を増加させることが出来た。
・超硬メタルソーを使用すれば溝形状の問題はほぼ解決できる反面、価格面での負担が大きいのが最大の問題だったが、チップソーに切り替えることで工具費用が各段に改善され、大幅なコストダウンにつながった。